外構工事で人気の素材、タイルはどう活用する?施工費用などを解説
北欧風やキュートなモチーフなど、タイルを使っている外構のデザインを多く見かけるようになりました。
内装のアイディアにだけではなく、外構部分にもおしゃれなタイルを使う方が増えています。
実際に外構工事にタイルを活用するにはどの程度の費用がかかるでしょうか。
この記事では人気の素材、タイルに着目して解説します。
外構工事の主役にタイルを使おう!
外構工事に用いられることが増えてきたタイルですが、実際にはどんな施工例があるでしょうか。
タイルはその素材の雰囲気を生かして、「床材」に使われることが多くなっています。
玄関のアプローチや庭の一部にデザイン性の高いタイルが使われることが多くなっているほか
通路自体にタイルをふんだんに生かすアイディアもあります。
また、タイルテラス、タイルデッキと呼ばれるデザインも人気です。
特に在宅で過ごす時間が増えた近年では、庭やテラスをもっと活かす動きが増加しています。
広々とした庭の一部をタイルテラスにすることで、見た目も美しい庭になり、雑草対策にも最適です。
リビングから出やすいタイルテラスを施工することで生活動線も新たに増
、庭を家事や育児、レジャーにと活躍させやすくなるでしょう。
タイルはデザインだけではなく外構部分の足元をサポートする使い方も可能です。
タイルは外構工事の主役に使うことができるのです。
庭にも人気のタイル張りとは
外構工事の中でも庭にタイルを使いたい、という要望が増えています。
玄関から庭へのアプローチや先に触れたようなタイルデッキなど
ひと言で庭と言ってもタイルの使い方はさまざまです。
は、庭にタイルを使うメリット・デメリットにはどんな点があるでしょうか。
庭にタイルを使うメリット
タイルはつるつるとした素材感で割れやすいイメージがありますが、実は真逆です。
タイルは頑丈で割れにくく、美しい状態を長く保つことができます。
また、表面が平らなことから掃除がしやすいのもメリットの1つです。
水掃除も掃き掃除もしやすいため、外構工事に使うことでメンテナンスもしやすくなります。
コンクリートやアスファルトによる外構工事よりもデザイン性も高いため
家の外観部分をおしゃれに整える夢も叶います。
庭にタイルを使うデメリット
タイルの素材感は滑りやすい、というデメリットがあります。
土とは異なり水はけのよい素材ではないため、雨水で濡れてしまうと滑りやすくなるというデメリットがあります。
そのため、勾配のあるスロープには車いすやベビーカーが使いにくくなるため
タイル素材は避けることが基本です。
また、雪の下になりやすい場所に施工をすると歩きにくくなるため、注意が必要です。
そのほかタイルは熱を貯めやすい素材のため、直射日光が当たると厚くなります。
このようにタイルを庭に使う場合にはメリット・デメリットがあります。
滑りやすいというタイルの特性を踏まえた上で外構工事を決めることがおすすめです。
気になるタイル施工の費用とは?
外構工事で気になるタイルの素材ですが、実際に施工をする場合にはどのぐらいの費用が発生するでしょうか。
タイルを庭やアプローチなどに施工する場合、タイルが取れないように基礎工事を実施する必要があります。
そのため、タイルを敷き詰める範囲が大きいと、基礎工事の範囲も広くなるため費用は加算されます。
タイルを敷くための基礎工事とは
タイルはその形状がつるつるとしており、外構工事に活かすためにはコンクリートの下地工事を行って
「砕石」や「モルタル」による基礎工事を行います。
現在外構部分にある不要な土を取り除いて
タイルを敷く箇所に下地となる工事を行うことでタイルを敷きやすくするのです。
工事によってはコンクリート下地を行わず、モルタルで下地を作る方法もあります。
下地が無いとタイルがずれてしまう、取れてしまうなどのトラブルがあるので
下地作りは入念に行う必要があります。
タイルを実際に敷き詰めた後にも目地にモルタルを敷き詰める必要があるため
実は単純に見えるタイルを敷く工事は細かい作業を要します。
タイル工事の費用目安
タイルを使って外構工事を行う場合には、1平方メートルあたりを基準にして考えます。
平均的な相場は1平方メートルあたり約5,000円程度~約6,000円程度とされ、タイルの素材によって上下しています。
ここに上記で解説した基礎工事の費用が加算されます。
玄関やアプローチのみタイルを使って工事をする場合には
約20万円程度~約50万円程度、庭全体の整備で約30万円程度~約60万円程度が1つの目安ですが
範囲によっても変わりますので、施工を決める前には複数の業者に見積もりを依頼することがおすすめです。
なお、リフォームで外構工事を行う場合
既存のコンクリートやアスファルトの打設状況によっても工事費用は大きく変動します。
レンガとタイルはどっちがいいの?
タイルによる外構工事を行う際にはよくレンガと比較されることがあります。
レンガも素朴な素材感が美しく、外構工事の主役として最適です。
では、レンガとタイルはどちらが工事には向いているのでしょうか。
結論から言うとレンガももちろんおすすめですが、レンガの素材や工事の内容によっては
タイルよりも高い工事費用が発生することがあります。
仕上がりのイメージや工事費用に大きな差異があるので
レンガもご検討されている場合にはしっかりと工事費用を見比べることがおすすめです。
また、レンガはその自然な素材感から表面に凸凹があり、駐車場全体の施工には不向きとなる可能性もあります。
割れにくいレンガを購入する必要もあるので、特に駐車場の施工にお悩みの場合には十分に検討をしましょう。
外構・エクステリア工事は専門業者への依頼がおすすめ
タイルを使った外構工事のアイディアに触れてきましたが
実際に依頼をする場合には外構・エクステリアの工事をご検討される場合には専門業者へのご依頼がおすすめです。
専門業者ではなくても工事を請け負っていることがありますが
施工実績が少ない場合にはデザイン性に乏しく、工事をしても思ったような仕上がりにならない場合があります。
オシャレな庭やエクステリアをお求めの場合には、デザインも豊富な業者へ依頼をしましょう。
まとめ
この記事では外構工事でも今話題のタイルに焦点を絞って解説をしました。
レンガなど類似素材と比べながら、ぜひ素敵なご自宅作りをご検討ください。
また、新築時にはできなかった外構工事も、リフォームで行うことが可能です。
玄関などをより素敵に演出する外構工事をこの機会にぜひ実施しましょう。
静岡県の新築外構・エクステリア工事はY.o.c. Companyにお任せ下さい。
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