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アスファルトを使うメリットとは?外構工事の際のポイントを解説

一般的な住宅の外構工事には、駐車場などにコンクリートの外構工事を行っています。
では、どうして類似したように見えるアスファルトではなくコンクリートが主流となっているのでしょうか。

 

この記事では外構工事にアスファルトを使うメリットやポイントについて解説します。
ぜひ外構工事の際のヒントにお役立てください。

 

アスファルトはどんな工事に使われている?

アスファルト工事、と耳にするとみなさんはどんな工事が浮かびますか。
おそらく多くの方が想像するのは「舗装工事」ではないでしょうか。

 

アスファルトは道路の舗装工事を中心に使われています。
舗装工事は建設業の29業種にも分類されており、非常にポピュラーな工事です。

 

昭和の中期ごろまでは地方は道路の舗装が行き届いておらず
土埃の舞う中を車や人が往来していることも珍しくありませんでした。

 

しかし、アスファルトを使った舗装工事が進み、土埃はなくなりぬかるんだ道も減りました。
今ある快適な道路事情はアスファルト無くしては完成しなかったものです。

 

では、アスファルトに類似したコンクリートが外構工事で主流となっている理由は何でしょうか。

 

コンクリートとアスファルトの違いとは

道路の舗装工事にはアスファルトもコンクリートも使われていますが
一般住宅の駐車場などに見られる舗装は基本的にコンクリートを見かけることが多くなっています。

 

では、コンクリートとアスファルトの違いとは何でしょうか。
その答えは素材にあります。

 

コンクリートの素材はセメントです。
セメントに砂類などを混ぜて練り上げたもので、汎用性が高く一般住宅の基礎工事などに使われています。

 

橋梁などの公共工事にも積極的にコンクリートが活かされており
つるりとした仕上がりが特徴です。

 

アスファルトの素材はアスファルトという炭素水素類で
石油の精製過程で生まれるものや原油内に含まれる天然のアスファルトもあります。

 

舗装工事に使われるアスファルトは非常に熱を帯びており
工事の現場の近くには陽炎が浮かんでいることがよくあります。

 

コンクリートのように冷え固めるのではなく
120度程度の高温で転圧する作業を行うことで舗装します。

 

素材はもちろん、舗装の際の工事内容も大きく異なっています。
転圧後は表面温度が低下するまで待機し、仕上げを行っています。

 

アスファルトで外構工事はできる?メリットは?

アスファルトもコンクリートも舗装工事に使われていますが
一般住宅の外構工事にももちろん使うことができます。

 

では、一般の外構工事にアスファルトを活用する場合にはどんなメリットがあるでしょうか。
メリットは次の3つです。

 

1.アスファルトは工事費用が安い

アスファルトはコンクリートのよる工事費用よりも安いことが特徴の1つです。
そのため、駐車場の施工費用を安く抑えたい場合にはアスファルトによる舗装工事を行う方も多くなっています。

 

2.ひび割れしにくく柔らかい

アスファルトはコンクリートよりも柔らかく
コンクリートのように施工後に小さなひび割れが生じることも少ないので
重い車両が乗ることにも耐えられるというメリットもあります。

 

3.工事が早い

転圧を使って施工工事を行うアスファルトは
コンクリートよりも工事期間が短いというメリットもあります。

 

施工から仕上げまで短期間で終わるため
すぐに駐車場が欲しい、という要望にも応えられることが特徴の1つです。

 

アスファルトの外構工事に知っておくべき4つのポイントとは

工事期間が短く費用も安い、というメリットがあるアスファルトですが
コンクリートの駐車場が多いことを比べると、やはり知っておくべきことがあるのも事実です。

 

そこで、この項ではアスファルト工事の4つのポイントを解説します。
工事を決断する前にまずはご一読ください。

 

1.地盤が弱い所は工事費用が加算される

費用が安いことが魅力の1つのアスファルトですが
農地だった場所など地盤が柔らかく沈下しやすい場所に施工を行う場合には
地盤強化のための下準備が必要になります。

 

これはアスファルトがコンクリートよりも柔らかく、沈み込みやすいというデメリットがあるためです。

 

舗装の沈下や劣化を未然に防ぐためにも、地盤の改良が必要です。
砂利を敷くなどの基礎工事は工事費用が加算されるため
アスファルトが結果として高い工事になる可能性もあります。

 

2.アスファルトは雑草に弱い

アスファルトはコンクリートより柔らかいというメリットはデメリットになる側面もあります。
それは「雑草に弱い」という点です。

 

アスファルトの舗装の隙間から雑草が生えてきてしまうことが多く
道路の舗装にもよく雑草がにょきにょきと生えている様子が目に留まります。

 

外構工事にアスファルトを使う際にはカーポートの設置があり雑草が育ちにくい箇所なら可能ですが
野さらしの舗装の場合は雑草に悩まされる可能性があるので注意が必要です。

 

3.高温になりやすい

アスファルトは熱を吸収しやすい素材のため、外構工事に生かしにくい素材です。
そのため基礎工事などはコンクリートで行われており、アスファルトは使われていません。

 

舗装工事に使う分には問題ないですが、高温になりやすい特徴があるため
真夏に直射日光が当たりやすい場所に施工をすると
あっという間に高温で近寄りがたい場所になる可能性があります。

 

日差しが強い場所に駐車場を施工する場合には使いにくくなる可能性があるので
コンクリートと十分に比較してから施工をしましょう。

 

高温となるアスファルトに自転車やバイクなどを放置しておくと
めり込んでしまう可能性もあります。

 

4.アスファルトは痩せやすい

アスファルトはコンクリートより安価で施工しやすいため
大型ショッピングセンターなどの駐車場にも活かされていることがありますが
経年劣化と共に萎む、痩せるような素材です。

 

定期的に舗装のし直しが必要となる素材です。
安価な分ランニングコストが発生する側面も理解した上で外構工事に踏み込むようにしましょう。

 

このようにアスファルトには住宅の外構工事に利用する際には知っておくべきポイントがあります。
家の向きや形状によってはコンクリートの方が活用しやすいため
十分に予算以外の分も検討のうえで施工を決めましょう。

 

まとめ

この記事では外構工事にアスファルトを使用する際のメリットを中心に詳しく解説しました。

 

アスファルトは安いですが、高温になりやすいという特徴も知っておく必要があります。
地盤の状態もしっかりと把握する必要があるので
施工をご検討の場合には業者に相談を重ねながら決めるようにしましょう。

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