外構工事を和モダンにするには 和風のエクステリアづくりのポイント

今トレンドの和モダンなテイストの
エクステリアにしたいと考えている方は多くいらっしゃいます。

 

しかしどのような素材を使ったら和モダンに仕上がるのかわからない
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

和モダンな外構にはいくつかのポイントがありますので、ご紹介します。

 

和モダンな外構デザインとは

和モダンとは日本の伝統的な美しさと欧米のスタイルを取り入れ
さらに現代的な建築技術が入り交ざったデザインのことを指します。

 

エクステリアを和モダンな雰囲気に仕上げるには
日本庭園を連想させる和風デザインをメインに置きながら
現代的なテイストやアイテムを加えて外構デザインを作ります。

 

仕上がりが落ち着いたスタイリッシュな雰囲気になるので
建物全体を大人っぽい雰囲気に仕上げることができます。

 

和モダンの面白さはテイストの幅が広く
伝統的な和風庭園に近づけたデザイン、モダンや洋風を強調したデザインなど
テイストを好みで選ぶことが可能な点です。

 

和モダンなエクステリアのメリット

 

飽きの来ないシンプルな外構

和モダン外構は
和風の雰囲気に機能性を兼ね備えたシンプルなデザインです。

 

装飾をできるだけ抑えてすっきりと仕上げているので飽きが来ません。

 

幅広い年齢層の方に好まれるデザイン

和風のテイストは日本人にとっては馴染みが深く
これにモダンなテイストが加わることで
幅広い年齢層の方に支持されるデザインとなります。

 

和風のテイストを強くするか、控えめにするかで
好まれる年齢をコントロールすることも可能です。

 

癒し効果がある

和モダンなデザインは落ち着いた色でまとめますので
リラックス効果が得られます。

 

ザインは暗い落ち着いた色を使うのが一般的ですが
明るい色でナチュラルな雰囲気にも仕上げることができますので
使う方が癒しを感じられる色味にすることができます。

 

和モダンな外構づくりのポイント

シンプルですっきりしたデザインにする

お庭造りを計画していると
ついあれもこれも取り入れたくなってしまいますよね。

 

しかし、和モダンなお庭では
無駄なデザインをそぎ落としてシンプルにすることがポイントとなります。

 

すっきりとしたデザインの中に
和のテイストの小物を配置することで
十分に和のテイストを感じることができます。

 

和モダンでは和のテイストとして取り入れたいものを最小限用意し
その他はすっきりとまとめるのがコツです。

 

使いやすさを意識する

エクステリアでは雰囲気や見た目は重要ですが
同じように大切なのが使いやすさです。

 

デザイン性にこだわりすぎて
複雑で使いにくい外構になってしまってはお手入れも大変ですので
機能面も重視して素材を選ぶようにしましょう。

 

四季を感じられるアイテムを取り入れる

日本は四季のある国。
季節の移ろいを感じるのは日本文化の根幹でもあります。

 

そこで、季節を感じられる植栽などを取り入れることによって
エクステリア全体を和風の雰囲気に仕上げます。

 

和モダンな外構におすすめ砂利の種類

外構に欠かせない砂利ですが
砂利の種類によってはお庭を和モダンに演出することができます。

 

和モダンな庭におすすめの砂利は
以下のようなものですので是非参考にしてみてください。

 

白玉石・白玉砂利

白玉石は真っ白な光沢のある輝きが特徴の丸みを帯びた石です。
外構の印象を明るくし、高級感があります。

 

白玉砂利は白玉石よりも細かく砕かれた砕石砂利なので、角ばった形をしています。
和洋どちらのテイストにも合うのが特徴です。

 

白玉石、白玉砂利はサイズが色々あり、サイズにより印象が変わります。

 

那智黒砂利

那智黒石は碁石の素材としても知られており
墨のような美しい黒い色が特徴の石です。

 

那智黒石は雨に濡れると黒さが一層増し、光沢のある黒色になります。

 

シックで高級感を演出するのにぴったりの砂利なので
格式高く大人な雰囲気の外構にぴったりです。

 

エメラルドロック

エメラルドロックは青緑系の灰色がかった石です。
雨に濡れるとより青緑色の色味が増して雰囲気が変わります。

 

エメラルドロックは植物の緑や木材、レンガなどの素材と相性が良い石で
柔らかい雰囲気の和モダンなテイストに仕上がります。

 

御影砂利

御影砂利は白、黒、さび色が白に混ざり合った石です。

 

和モダンだけでなく、洋モダンにも合い
明るい雰囲気の外構にすることができます。

 

色が混ざり合っているので奥行き感を感じることができます。

 

和モダンな外構におすすめの植栽

和モダンな庭には、幹が美しくほっそりした樹形に
すっきりとした形の葉を持つ低木や下草を組み合わせるのがおすすめです。

 

シンボルツリー

シンボルツリーには
常緑樹ではソヨゴ、シラカシ、シマトネリコ
落葉樹ではイロハモミジ、ヒメシャラ、ヤマボウシ、アオダモ、エゴノキなどがあります。

 

落葉樹は薄い葉で春は光が透ける新緑を
秋は紅葉を楽しむことができ、四季を感じやすい木です。

 

常緑樹は1年中緑色の葉が楽しめる上
秋に落ち葉の掃除で悩まされることが少なく
手入れに時間がかからないというメリットがあります。

 

その他、竹や笹も人気がありますが
竹は地下茎でかなり広範囲にわたって増えてしまったり
場合によっては床を突き破って室内に出てきてしまうこともありますので
地中での広がりを抑制するための対策が必要です。

 

下草・低木

低木であればヒイラギナンテンがよく取り入れられています。

 

下草はヤブラン、リュウノヒゲ、セキショウ
シダ、フッキソウ、ギボシなどがあります。

 

下草は葉の形が違う数種類を組み合わせると
奥行き感のある趣のある庭にすることができます。

 

和モダンな外構づくりは専門家に任せると安心

外構リフォームで和モダンなエクステリアを造りたい場合は
エクステリアの施工を得意とする施工会社に依頼するのがおすすめです。

 

業者の施工事例を見せてもらったりしながら理想とするデザインを相談し
リフォームのデザインや流れを提案してもらうと良いでしょう。

 

お庭づくりはDIYでもすることができますが
プロのデザイナーに依頼した方がおしゃれなお庭を実現しやすく
機能性も考慮したデザインの提案をしてもらえます。

 

エクステリアのリフォームや
新築の外構工事を計画している場合は一度業者に相談してみましょう。